科目概要

対象年度 2004
教育課程名 昼間コース 主専門教育課程 学科別科目
授業科目名 物理化学実験
Subject Name Physical Chemistry Laboratory
単位数 (1.5)
必修・選択の別 必修
対象学科・学年 応用化学科2年
開講時期 後期
授業方法 実験
担当教官 松山永(MATSUYAMA,Hisashi)(応用化学科・基礎化学講座)、見城忠男(KENJO,Tadao)(応用化学科・基礎化学講座)、杉岡正敏(SUGIOKA,Masatoshi)(応用化学科・基礎化学講座)
教官室番号 U-410(松山永)、U-210(見城忠男)、H-214(杉岡正敏)
連絡先(Tel) 0143-46-5729(松山永)
連絡先(E-Mail)


シラバス

授業のねらい 物理化学実験では、実験で使用する器具と薬品の取り扱いに習熟し、重要な概念や法則への理解を深めることを目的とする。
授業の目標 1.実験説明会で配布された実験手引書を参照して、実験前に実験の基礎となる法則を理解するための予習を行う。

2.実験手引書を参照して、自分で実験計画(操作手順と使用する薬品量)を立てる。

3.実験計画に基づいて、実験を行う。

4.実験結果をまとめて、報告書を提出する。
授業計画 物理化学実験では、次の6つのテーマを実験する。

1.凝固点降下

2.スズ−鉛系合金の状態図

3.EDA錯体の電子スペクトル

4.均一触媒反応

5.ガラス細工

6.NaOH標準液の調製と標定

これらの実験は実験説明会で配布する予定表にしたがって実施する。遅刻あるいは欠席した場合、その日の実験は他の実験日に延期となる。白衣、(自分の手をふくための)タオル、安全メガネ、(A4サイズの)方眼紙、直線定規、(曲線を引くための)自在定規、関数電卓を用意する。ただし、安全メガネの購入については、2年生後期の実験説明会で詳しく説明する予定なので、あわてて購入しないこと。実験1.から実験4.までの4つの実験については、実験終了後、定められた締切日までに報告書を提出しなければならない。
教科書及び教材 物理化学実験の手引書(実験説明会で配布する)
参考書 (下記の参考書を購入しなさいという意味ではありません。これらの参考書が無くても、実験を行うことができます。)

各実験における理論を解説した参考書として、

P. W. Atkins著、千原秀昭、中村亘男訳「物理化学(上)(下)第6版」東京化学同人 上下巻とも5,400円(附属図書館蔵)

実験計画の参考書として、

浅田誠一、内出茂、小林基宏著「定量分析」技報堂出版、2,266円

報告書作成の参考書として、

泉美治監修「化学のレポートと論文の書き方」化学同人、1,700円
成績評価方法 60点以上を合格とする。その成績は実験日当日に提出する実験結果70%、レポート30%の割合で評価する。ただし、定められた期間内に全ての実験を行い、全ての報告書を提出しなければ、評価は自動的に不可である。不合格者は再履修すること。
履修条件等 2年生後期に実験説明会を開催します。(説明会開催の案内は、開催日の2週間ぐらい前からピロティーの掲示板に掲示します)。この説明会を無断欠席した場合、30点の減点とします。欠席する場合、松山に必ず事前に連絡してください。
教官からのメッセージ オフィスアワーは平日の15時から16時までです。
その他