対象年度 | 2004 |
教育課程名 | 昼間コース 主専門教育課程 学科別科目 |
授業科目名 | 高分子化学 |
Subject Name | Polymer Chemistry |
単位数 | 2 |
必修・選択の別 | 選択 |
対象学科・学年 | 応用化学科2年 |
開講時期 | 後期 |
授業方法 | 講義 |
担当教官 | 上道芳夫(UEMICHI,Yoshio)(応用化学科・基礎化学講座) |
教官室番号 | U‐101 |
連絡先(Tel) | 0143-46-5724 |
連絡先(E-Mail) | uemichi@mmm.muroran-it.ac.jp |
授業のねらい | プラスチック、繊維、ゴムなどの高分子は我々の生活に不可欠な材料である。この授業では,高分子合成に必要な基本的重合反応の原理および分子構造と物性を理解し、高分子に関する基礎的な概念を修得する。 |
授業の目標 | 1.高分子とは何かを理解する。 2.最も基本的な合成法である付加重合と重縮合を理解する。 3.高分子の熱的・力学的性質を理解する。 |
授業計画 | 講義には主に教科書を使用し,板書形式で行う。講義中に適宜小テストを行う予定である。 第1週 高分子とは何か (第1章) 第2週 高分子の分子量と分子量分布(第1、9章) 第3週 高分子合成法の分類とその概要(逐次重合と連鎖重合)(第3章) 第4週 重縮合による高分子合成(第3章) 第5週 重縮合の理論(第3章) 第6週 ラジカル重合による高分子合成(第3章) 第7週 ラジカル重合の理論(第3章) 第8週 ラジカル共重合(第3章) 第9週 イオン重合による高分子合成(第3章) 第10週 配位重合による高分子合成(第3章) 第11週 高分子の一次構造、二次構造(第6章) 第12週 高分子の高次構造(集合体の構造)(第6章) 第13週 高分子の熱的性質(第7章) 第14週 高分子の力学的性質 (第7章) 第15週 機能性高分子の化学構造と物性 (第5章) |
教科書及び教材 | 大澤善次郎 著 「入門高分子科学」 裳華房 2,835円 |
参考書 | 教科書よりも詳しい記述がなされた参考書として, 井上賢三ほか著 「高分子化学」 朝倉書店 荒井健一郎ほか著 「わかりやすい高分子化学」 三共出版 中條善樹著 「高分子化学I−合成」 丸善 松下裕秀著 「高分子化学II−物性」 丸善 |
成績評価方法 | 60点以上を合格とする。その成績は定期試験テスト100%で評価する。不合格者には一度だけ再試験を実施し,60点以上を合格とする。再試験に不合格の場合には再履修すること。なお,定期試験受験資格として授業実施回数の2/3以上の出席を条件とする。遅刻は欠席とみなします。 |
履修条件等 | この授業で取り上げるのは大部分有機系高分子です。したがって、有機化学についての知識は授業を理解するのに大いに役立ちます。 |
教官からのメッセージ | 講義内容の質問に限らず,気軽に教官室を訪ねてください。 |
その他 | |