対象年度 | 2004 |
教育課程名 | 昼間コース 主専門教育課程 学科別科目 |
授業科目名 | フレッシュマンセミナー |
Subject Name | Freshman seminar |
単位数 | 1 |
必修・選択の別 | 必修 |
対象学科・学年 | 応用化学科1年 |
開講時期 | 前期 |
授業方法 | 講義と実習 |
担当教官 | 見城忠男(Kenjo Tadao)(応用化学科・基礎化学講座)(講義担当) 吉田豊(Yoshida Yutaka)(応用化学科・化学プロセス工学講座) 松山春男(Matsuyama Haruo)(応用化学科・生物工学講座) 応用化学科全教官(研究室における実習) |
教官室番号 | U-210(見城) |
連絡先(Tel) | 0143-46-5721(見城) |
連絡先(E-Mail) | kenjo@mmm.muroran-it.ac.jp(見城) |
授業のねらい | なぜ、勉強しなければならないかを、大学生活の出発点におけるこの時期によく理解し、勉学の目的と方向性を明確にすること。 研究室での実習や見学を通して、本学応用化学科の研究内容や教官の人となりを知ること。 |
授業の目標 | 前半の講義においては、 1.日本は先進国型の成熟した経済構造からなるため、企業は高付加価値の製品を効率よく生産しなければならないことを理解する。 2.高付加価値の製品を生産するためには、高い技術力が必要であり、そのため技術者には高い能力が要求されることを理解する。 後半の研究室における実習や見学を通して、 3.これから学ぶ応用化学科の講義内容と、4年生で履修する卒業研究やゼミとの関連を具体的に知る。 4.これらの実習を通して、道具や装置の使い方、研究室におけるマナーを習得する。 |
授業計画 | 最初の6回は講義形式で行い、7回目に講義内容の試験を行う。講義の内容は次の通りである。 1 科目の履修方法の説明 2 日本経済の構造と技術者に求められる能力について 1) 先進国型経済と途上国型経済(日本は先進国である。安い原材料を輸入し、高い付加価値をつけて輸出することにより国の経済が成り立っている) 2) 為替レート(円/ドルレート)の日本経済に及ぼす影響(高い円が、発展途上国に比べて人件費を割高なものとしている) 3) バブル経済の崩壊と経済合理性に適う構造改革の必要性 4) 構造改革にともなう企業の雇用対策の変遷(企業は新卒離れの傾向にあり、パートや中高年、派遣社員の比率を高めている) 5) 景気循環と好不況の波(景気には波があり、それによって就職率も左右される) 6) 社会に出てから必要とされる能力とスキル ・ 勉強に対する考え方(丸暗記の通用する場合としない場合) ・ 課外活動による対人スキルの習得(クラブ活動やアルバイトを通しての対人スキルの習得) ・ 機械や道具の使い方の習得(研究室回りや卒業研究を通して習得する) ・ 国語の重要性(文字情報と図形情報の違いを理解する) 第8週目から、10人ずつのグループに分かれて研究室を回る。研究室回りの日程とグループ分けの表は、この講義の初日に渡す。 |
教科書及び教材 | 前半の講義に必要な資料はその都度授業のはじめに渡す。 |
参考書 | |
成績評価方法 | 60点以上を合格とする。成績はレポート(70%)および講義の試験(30%)で評価する。 但し、出席率が全体の4/5に満たないものは評価の対象外とする。授業の大部分が実習形式であるため、再試験は行わない。 |
履修条件等 | |
教官からのメッセージ | |
その他 | |