対象年度 | 2004 |
教育課程名 | 昼間コース 主専門教育課程 学科別科目 |
授業科目名 | 耐環境材料学 |
Subject Name | Corrosion Science and Engineering of Materials |
単位数 | 1 |
必修・選択の別 | 選択 |
対象学科・学年 | 材料物性工学科4年 |
開講時期 | 前期 |
授業方法 | 講義 |
担当教官 | 駒崎慎一(KOMAZAKI, Shin-ichi)(材料物性工学科・材料設計工学講座) |
教官室番号 | K-704 |
連絡先(Tel) | 0143-46-5668 |
連絡先(E-Mail) | komazaki@mmm.muroran-it.ac.jp |
授業のねらい | 地球環境に調和した持続可能な循環型社会システムの構築には、環境負荷の小さな新しいエネルギー資源(海洋、風、水素、バイオマス、地熱、核融合、太陽熱など)の積極的利用と、既存資源(石炭、石油、LNG、原子力等)の有効利用すなわちエネルギー変換の高効率化が重要なポイントとなる。高効率化には、エネルギー媒体となる燃焼ガスや水蒸気などの高温高圧化が必要不可欠となる。本講義では、高温高圧水、高エネルギー粒子照射、極低温、超高温等の厳しい環境に使用される材料に関するR&Dについて学ぶ。 |
授業の目標 | 1.各種エネルギー変換プラントに必要な材料の強度、性質、微細組織等についての基礎的な知識と相互の関連を学び理解する。 2.使用環境、使用部位、使用目的に応じて、材料を適切に選択あるいは設計するための視点を養う。 |
授業計画 | 1. 地球環境と材料 (Global Environment and Materials) 2. 原子炉と材料 (Materials for Nuclear Reactor) 3. 核融合炉と材料 (Materials for Fusion Reactor) 4. 水素エネルギーと材料 (Materials for Hydrogen Energy) 5. 地熱エネルギーと材料 (Materials for Geothermal Energy) 6. 海洋エネルギーと材料 (Materials for Ocean Energy) 7. 宇宙と材料 (Materials for Space Technology) |
教科書及び教材 | 日本材料学会編「エネルギーと材料」裳華房 授業に使用する必要な資料は適宜プリントして配布する。 |
参考書 | 例えば 日本材料学会編「地球環境と材料」裳華房 日本材料学会編「宇宙と材料」裳華房 |
成績評価方法 | 60点以上を合格とする。 その成績はレポート点により評価する。出席率70%以上の者のみを対象とし、不合格者にはレポートを課した後に一度だけ試験を実施し、60点以上を合格とする。その試験に不合格の場合は最履修すること。 |
履修条件等 | 材料電気化学、金属材料学、材料強度学の内容を十分理解していることが望ましい。 |
教官からのメッセージ | 受講者が少ない場合は、全員が予習しているという前提でのゼミナール形式の授業を行いたい。英語辞書を持参のこと。 |
その他 | |