対象年度 | 2004 |
教育課程名 | 昼間コース 主専門教育課程 学科別科目 |
授業科目名 | 情報伝送工学 |
Subject Name | Information Transmission Theory and Systems |
単位数 | 2 |
必修・選択の別 | 選択 |
対象学科・学年 | 電気電子工学科3年 |
開講時期 | 後期 |
授業方法 | 講義 |
担当教官 | 今井 正明(IMAI, Masaaki) (電気電子工学科・電子システム工学講座) |
教官室番号 | A-322 |
連絡先(Tel) | 0143-46-5523 |
連絡先(E-Mail) | mimai@mmm.muroran-it.ac.jp |
授業のねらい | コンピュータと通信が密接に結合した情報化技術・システムを理解するために、情報(ディジタル信号)の伝送に関する基礎的な理論を学ぶ。 |
授業の目標 | ディジタル通信の重要性を理解し、また通信システムにおけるランダム信号と雑音について考察できるようにする。 |
授業計画 | 1.情報通信技術の分類 2.信号のディジタル符号変換 (標本化定理、アナログパルス変調、パルス符号変調、量子化雑音と 圧伸) 3.ランダム信号と雑音 (確率過程、集合平均と時間平均、相関とスペクトル密度、信号の伝送 と雑音) 4.ディジタル伝送理論 (ディジタル信号、符号間干渉、ナイキストパルス、パルスの誤り率、 整合フィルタ) 5.ディジタル通信方式 (ディジタル信号、符号間干渉、帯域通過ディジタル通信方式(ASK,PSK,FSK) について) |
教科書及び教材 | 福田 明著「基礎通信工学」森北出版(1999年) 2,800円+税 注)昼間コースの「通信工学」(科目番号34番、担当教官 今井)で用いる教科書と同じ。 |
参考書 | 式部 幹、田中公夫、橋本秀雄共著「情報伝送工学」大学課程、オーム社(1997年) 3,300円+税 寺田浩詔、木村磐根、吉田 進、岡田博美、佐藤 亨共著「情報通信工学」大学課程、オーム社(1993) 2,800円+税 |
成績評価方法 | 定期試験を主体に、レポートも評価する(試験では自筆ノート、返却レポートの持込みを許可する)。 注意1.定期試験では原理的な事柄及びその応用に対する理解度を評価する。説明問題と計算問題をおおよそ同程度の割合含む。 注意2.計算問題は電卓が必要となるので必ず持ってくること。 注意3. 再試験は原則として実施しない方針である。 |
履修条件等 | 通信工学を履修していることが望ましい。出欠は毎回とる。レポート提出あり。 |
教官からのメッセージ | 特になし |
その他 | 「電気電子工学科の学習目標」との関連(◎:密接に関与、○:付随的に関与) ◎B.電気電子工学分野の技術の基礎となる知識を習得する ○C.習得した知識を種々の問題に適用し、その結果を検討・評価する能力を修得する |