対象年度 | 2004 |
教育課程名 | 昼間コース 主専門教育課程 学科別科目 |
授業科目名 | 電磁波工学 |
Subject Name | electromagnetic wave engineering |
単位数 | 2 |
必修・選択の別 | 選択 |
対象学科・学年 | 電気電子工学科3年 |
開講時期 | 前期 |
授業方法 | 講義 |
担当教官 | 長谷川弘治 |
教官室番号 | Y403 |
連絡先(Tel) | (内)5528 |
連絡先(E-Mail) | |
授業のねらい | 無線通信等に利用されるマイクロ波帯ならびにミリ波帯の技術を扱う。基本的な高周波回路(とくに受動回路)ならびにアンテナについて学ぶ。その基本的な考え方、解析方法、ならびに基本素子の動作特性を理解する。 |
授業の目標 | 1.伝送線路の等価回路表示を知り、電圧量ならびに電流量と伝送波の界分布との対応が説明できる。 2.スミスチャートを使用できる。 3.平面波の伝搬特性(偏波、ポインティング電力)が説明できる。 4.伝送波の伝搬特性に関する基礎事項(分散、遮断周波数など)を知り、説明できる。 5.アンテナの基本特性(指向性、利得、実効長など)を知り、説明できる。 |
授業計画 | 1.講義の内容紹介と基礎的計算(内積、外積、回転)の復習 2.伝送モードと分布定数線路(教科書 pp.4-13) 3.線路定数ならびに反射係数と定在波比(pp.14-19) 4.分布定数線路の応用(pp.20-25) 5.スミスチャート(pp.25-33) 6.導波管(pp.33-40) 7.電磁波の基礎方程式(pp.54-57) 8.平面電磁波(pp.57-62) 9.ポインティング電力と偏波(pp.58-64) 10.電気ダイポールアンテナ(pp.64-68) 11.方形開口面アンテナ(pp.69-72) 12.アンテナの基礎(pp.74-79) 13.利得、実効長、実効面積(pp.79-89) 14.アンテナの基本特性(pp.89-97) 15.アンテナの実際(ダイポール、モノポール、八木宇田アンテナ) |
教科書及び教材 | 安達、佐藤著、電波工学、森北出版(2400円) |
参考書 | 徳丸仁、基礎電磁波、森北出版 後藤、図説アンテナ、電子情報通信学会 細野、電磁波工学の基礎、晃光堂 |
成績評価方法 | 定期試験による評価で60点以上のものを合格とする。 病気等の真にやむおえない理由のない再試験は行わない。 なお、講義回数の3分の2以上の出席がないと再履修となる。 |
履修条件等 | 電磁気学I,IIならびに電気回路I,IIを履修していること。 |
教官からのメッセージ | |
その他 | 学習目標 B |