科目概要

対象年度 2004
教育課程名 昼間コース 主専門教育課程 学科別科目
授業科目名 電気電子機器学
Subject Name Electrical and Electronic Machines
単位数 2
必修・選択の別 選択
対象学科・学年 電気電子工学科3年
開講時期 前期
授業方法 講義
担当教官 鈴木 好夫
教官室番号 E307
連絡先(Tel) 46-5507
連絡先(E-Mail) yoshio@elec.muroran-it.ac.jp


シラバス

授業のねらい 電磁エネルギー変換機器の代表である直流機、変圧器、誘導機、同期機の構造、動作原理、操作方法などについて学習する。
授業の目標 ○教育基準

(1)技術の社会や自然に及ぼす影響・効果に関する理解力や責任な    ど、技術者としての自覚に関する能力(技術者倫理) 2時間

(2)電気機器、制御要素などなどの電気電子工学応用システムに

   用いられる要素技術の修得             15時間

(3)半導体電力変換、電力系統工学などの要素技術をシステムとして

   構築する能力の修得                 1時間

(4)電気回路、電磁気を応用できる能力          4時間

○学習目標

(1)電磁エネルギー変換の基礎原理や法則を理解することができる。

(2)直流機、変圧器、誘導機、同期機の構造、特徴、動作原理を修得   する。

(3)各種機器の応用問題、計算問題ができる。同時に電気機器は回路   や電磁気の応用としてのシステムであることを理解できる。
授業計画 第1週:シラバスの説明、電磁エネルギー変換の基礎

第2週:直流機の構造、巻線方式

第3週:直流発電機の理論

第4週:直流発電機の種類と特性

第5週:直流電動機の理論

第6週:直流電動機の特性と運転

第7週:変圧器の理論

第8週:変圧器の特性と構造

第9週:変圧器の結線と各種変圧器

第10週:中間試験

第11週:誘導機の原理と構造

第12週:誘導電動機の理論

第13週:誘導電動機の運転と試験

第14週:同期発電機の原理

第15週:同期電動機の原理
教科書及び教材 教科書:電気学会『改訂版 電気機械工学』オーム社
参考書 (1)柴田岩夫、三澤茂『エネルギー変換工学』森北出版

(2)柴田岩夫、三澤茂『演習 エネルギー変換工学』森北出版

(3)猪狩武尚『改訂版 電気機器学』コロナ社

成績評価方法 中間試験(50%)、期末試験(50%)の合計で判定する。
履修条件等 電気回路、電磁気学が基礎となるので十分習熟していることが望ましい。
教官からのメッセージ 範囲が膨大であるので、不足分は演習やレポート課題で補う。
その他 教育目標
B.電気電子工学分野の技術の基礎となる知識を習得する。(18時   間)
G.物事を自主的・継続的に学習する能力を修得する。  (2時間)
H.電気電子工学分野の技術が社会や環境に与える影響を考える
  能力を修得する                  (3時間)