対象年度 | 2004 |
教育課程名 | 昼間コース 主専門教育課程 学科別科目 |
授業科目名 | 計算機工学I |
Subject Name | Computer architecture I |
単位数 | 2 |
必修・選択の別 | 必修 |
対象学科・学年 | 電気電子工学科2年 |
開講時期 | 後期 |
授業方法 | 講義 |
担当教官 | 長谷川弘治 |
教官室番号 | Y403 |
連絡先(Tel) | 内線 5528 |
連絡先(E-Mail) | |
授業のねらい | 計算機工学I,IIにより、計算機のハードウエア構成の基礎知識を習得する。計算機工学Iでは、 計算機の構成要素としての論理回路の基礎知識を習得する。 組み合わせ論理回路ならびに順序論理回路の動作を理解できるようになる。 なお電子回路IIで学ぶディジタル回路は、回路素子単体の構成と物理的な動作を中心に据えるが、論理回路では素子の組み合わせて、指定した働きをする回路を構成する技術(論理的な機能の実現方法)を学ぶ点で異なる。また電気電子工学実験Aでは、論理回路を物理的に構成し動作確認を行う。 |
授業の目標 | 次の項目の習得を目標とする。 1.数のr進数表現を知り、四則演算ができる 2.基本論理関数(OR,AND,NAND,NOR)の定義を知る 3.論理関数の標準形の構成法と論理関数の簡単化法への習熟 4.基本的な組み合わせ論理回路の設計法の理解 5.基本的なフリップフロップ回路の動作の理解 6.基本的な順序論理回路の設計法の理解 |
授業計画 | 1.N進数とその四則演算 2.N進数間の変換、補数 3.ブール代数(真理値表,論理関数)と基本論理演算(和,積,否定) 4.基本論理演算(NAND,NOR,XOR)と標準形 5.ブール代数の基本法則と簡単化(1) 6.カルノー図を用いた簡単化 7.基本論理回路,完全系 8.中間試験 9.組合わせ回路の設計(比較器) 10.組み合わせ回路の設計(加算器と減算器) 11.SRフリップ・フロップ(状態表,遷移図,特性方程式) 12.フリップ・フロップ(T,D,JK),タイムチャート 13.順序回路の設計(レジスタ)とタイムチャート 14.順序回路の設計(同期カウンタ) 15.順序回路の設計(演習)とハザード |
教科書及び教材 | 並木、永井著、VHDLによるデジタル回路入門、技術評論社 |
参考書 | 名著が多数あります。教科書の他に、自分が気に入ったものを教科書の記述と比べながら読むことを進めます。 たとえば、浜辺著、論理回路入門、森北出版(1900円)は、 勉強しやすいと思います。 |
成績評価方法 | 定期試験(中間試験、期末試験ともに100点満点)の合計点(中間試験の点数×0.3と期末試験の点数×0.7の和)で評価し、60点以上のものを合格とする。再試験は、 原則として行わない。 病気等の理由無くして、講義を4回以上欠席したものは、再履修となる。 |
履修条件等 | |
教官からのメッセージ | |
その他 | 学習目標B |