科目概要

対象年度 2004
教育課程名 昼間コース 主専門教育課程 学科別科目
授業科目名 プログラミングI
Subject Name Programming I
単位数 2(1)
必修・選択の別 必修
対象学科・学年 電気電子工学科1年
開講時期 後期
授業方法 講義,演習
担当教官 加野 裕,大鎌 広
教官室番号 Y208(加野 裕),Y405(大鎌 広)
連絡先(Tel) 0143-46-5537(加野 裕),0143-46-5527(大鎌 広)
連絡先(E-Mail) hkano@mmm.muroran-it.ac.jp(加野 裕),ohkama@elec.muroran-it.ac.jp(大鎌 広)


シラバス

授業のねらい コンピュータを自在に利用するには,既製のプログラムを利用できるだけでなく,自分で目的に応じたプログラムを作成できなければならない.本講義,演習のねらいは,プログラム作成に広く利用されているC言語の基本的要素を習得し,プログラムを自作する素養を身につけることである.
授業の目標 演習と講義を通して配列,関数,ポインタ,構造体等のC言語の基本的要素を習得する.数学関数ライブラリ(sin関数等)を利用する簡単な数値計算法を身につける.C言語による基本的なファイル操作を習得する.
授業計画 1週目プログラミングのためのLinux,emacs 
2週目if文 
3週目論理演算 
4週目switch文 
5週目for文 
6週目while文 
7週目for文の多重ループ 
8週目ファイル操作の基礎 
9週目配列 
10週目多次元配列 
11週目関数-値渡しと戻り値 
12週目値を返さない関数 
13週目関数への配列の受渡し 
14週目多次元配列の受渡し 
15週目ポインタと構造体の基礎
教科書及び教材 柴田望洋著「定本明解C言語第1巻入門編」ソフトバンクパブリッシング
柴田望洋著「定本明解C言語別巻実践編」ソフトバンクパブリッシング
参考書 (更にやさしい本を参考にしたいときに) 
林晴比古著「改訂新C言語入門ビギナー編」ソフトバンクパブリッシング 
(C言語のバイブル,正確な記述を求めるときに) 
B.W.カーニハン,D.M.リッチー著「プログラミング言語C第2版」共立出版
成績評価方法 定期試験(70%),中間試験(20%),課題レポート(10%)で成績評価し,60点以上を合格とする.(再試験は実施しない.)なお,正当な理由無く4回以上講義を欠席した者は不合格とする.
履修条件等 ”計算機基礎”の科目の内容を理解していることを履修条件とする.
教官からのメッセージ 一度でも欠席すると後の理解が難しくなるので欠席しないこと. 
演習問題にコツコツと取り組むこと. 
教員からの出題だけでなく教科書の演習問題に自主的に取り組むこと.
演習問題などでつまづいたときには,教員もしくはTAに,その意思表示をすること.
その他 この科目は,電気電子工学科の学習目標の中で,B(電気電子工学分野の技術の基礎となる知識を習得する),C(与えられた問題を解決するための実験を計画・遂行する能力を修得する),G(物事を自主的・継続的に学習する能力を修得する)に該当する.