対象年度 | 2004 |
教育課程名 | 昼間コース 主専門教育課程 学科別科目 |
授業科目名 | フレッシュマン・セミナー |
Subject Name | Freshman Seminar |
単位数 | (1) |
必修・選択の別 | 必修 |
対象学科・学年 | 電気電子工学科1年 |
開講時期 | 前期 |
授業方法 | ガイダンス(第1週) 実習(第2〜11週) 講義(第12〜15週) |
担当教官 | 今井正明(IMAI, Masaaki) (電気電子工学科・電気子システム工学講座) 田澤 皓(TAZAWA, Hirosi)(電気電子工学科・電気子システム工学講座) 佐藤孝紀(SATOH, Kohki) (電気電子工学科・電気システム工学講座) |
教官室番号 | A-332(今井) A-310(田澤) E-306(佐藤) |
連絡先(Tel) | 0143-46-5523(今井) 0143-46-5526(田澤) 0143-46-5506(佐藤) |
連絡先(E-Mail) | mimai@mmm.muroran-it.ac.jp(今井) tazawa@eee.elec.muroran-it.ac.jp (田澤) ksatoh@mmm.muroran-it.ac.jp (佐藤) |
授業のねらい | 大学に入学した最初の時期に高校と大学における学習の違いについて理解し、自ら考え学習する習慣を身に付けるとともに、電気電子工学科の専門科目履修に対する目的意識を養う。 |
授業の目標 | 1.高校と大学における学習の違いについて理解する。 2.実習をとおして電気電子工学を学ぶ目的・意義を理解する。 |
授業計画 | 第1週 ガイダンス(授業のスケジュール、電気電子工学科概要、最近のトピックスの紹介) 第2週〜第11週 1クラスを2グループに分け、以下の実習A、Bをそれぞれ5週間かけて行う。 [実習A(田澤)] 3人1組になって実験キットを使い、簡単でかつ面白いアナログ回路とディジタル回路を組み立てる。自分達で組み立てた26種類の回路について、その働きや利用法などを議論する。 [実習B(佐藤)] 5班に分けて、次の5テーマの実験を行う。各実験終了後、結果をまとめ報告する。 1)オシロスコープ操作の習得と交流電圧波形観測 2)直流モータの作製と発電機の原理 3)抵抗回路の製作と電圧計測 4)電子の比電荷e/mの測定 5)コイルによる電磁誘導現象の観測 第12〜15週 電気電子工学の基礎となる数学・物理学(力学)について学ぶ。 (1)ベクトルとスカラ、ベクトル積、ベクトルの時間微分 (2)ベクトルの演算(勾配、発散、回転)、ガウスの定理など (3)質点及び質点系・剛体の運動、運動量と角運動量 (4)座標系(直交座標、円柱座標、球座標)と運動方程式 |
教科書及び教材 | 実験テキストはガイダンスの時に配布する。 必要な資料を授業中に適宜配布する。 |
参考書 | |
成績評価方法 | 講義、実習A、実習Bの成績を平均し、60点以上を合格とする。 講義は定期試験で評価する。実習では、原則として、全てに出席して課されたレポートを全て提出していることが合格の前提条件となる。 不合格者は再履修となる。 |
履修条件等 | |
教官からのメッセージ | この授業で対象とするのは、電気電子工学に関係する基本的な実習ですので、きちんと予習と復習を行えば、全員が十分に理解できる内容です。また、教官とティーチングアシスタントが実習をサポートするので、疑問点はどんどん質問しましょう。 |
その他 | 「電気電子工学科の学習目標」との関連(◎:密接に関与、○:付随的に関与) ◎A.自然現象を理解するための基礎となる数学・物理学の知識を習得する ◎B.電気電子工学分野の技術の基礎となる知識を習得する C.習得した知識を種々の問題に適用し、その結果を検討・評価する能力を修得する D.与えられた問題を解決するための実験を計画・遂行する能力を修得する ○E.自分の意見を論理的に整理し、他者に説明する能力を修得する ◎F.他者と議論・協力して目標を達成する能力を修得する G.物事を自主的・継続的に学習する能力を修得する ○H.電気電子工学分野の技術が社会や環境に与える影響を考える能力を修得する |