対象年度 | 2004 |
教育課程名 | 夜間コース 主専門教育課程 学科別科目 |
授業科目名 | 情報工学演習A |
Subject Name | Information Engineering Practice A |
単位数 | (2) |
必修・選択の別 | 必修 |
対象学科・学年 | 情報工学科3年 |
開講時期 | 前期 |
授業方法 | 演習 |
担当教官 | 情報工学科教官(情報工学科) |
教官室番号 | 情報工学科棟 |
連絡先(Tel) | 0143-46-5483(渡部) |
連絡先(E-Mail) | watanabe@csse.muroran-it.ac.jp(渡部) |
授業のねらい | 代表的オペレーティングシステムの一つであるUNIX上での,C言語によるプログラム開発の基本を,演習を通して身につけることを目的とする.まず,UNIXシステムの基本的な操作法,特に,プログラミングに必要な開発ツールの使い方を習得する.続いて,実際にCプログラムを作成しながら,講義「プログラミング」で学んだC言語の基本文法を実践を通して学習する. |
授業の目標 | 1. UNIX上のプログラム開発に必要なコマンド,エディタの使用法を修得する. 2. C言語の基本的な文法を理解する. 3. 要求に沿った簡単なプログラムを,適切な構文,データ型を用いて作成できる. 4. 作成したプログラムのデバッグが行える. |
授業計画 | 第1回 ガイダンス 第2回 UNIXの基本操作の習得. 第3回 Cプログラミングの基本の確認.(4章,10.1〜10.4節) 第4回 制御構文(1) 条件判断と分岐の習得.(6.1〜6.6節) 第5回 制御構文(2) 繰り返しの習得.(5章,6.7節) 第6回 制御構文(3) 制御構文の使い分け,組み合わせによる プログラミングの実践.(5〜6章) 第7回 まとめと総合演習 第8回 関数(1) 独自の関数の作成法,およびその利点の理解. (8.1〜8.2節) 第9回 関数(2) 値呼びと参照呼びの違い,およびその使い分け 方の習得.(8.3節,11.1節) 第10回 まとめと総合演習 第11回 データ型(1) 配列の利用と,そのポインタ操作の利便性 の理解.(7章,8.4節,9.3節) 第12回 データ型(2) 構造体の利用と,そのポインタ操作の利便 性の理解.(9.4節,11.2節) 第13〜15回 まとめと総合演習 |
教科書及び教材 | 「プログラミング」の講義にて使用したテキスト ・阿曽弘具 編著「Cによる情報処理入門」昭晃堂 定価1,785円(税込) を用いるので持参すること. その他必要となる資料は,適宜Webおよびプリントで配布する. |
参考書 | UNIX,およびC言語についての書籍は多数出版されているので,自分にあったものを参考にされたい. |
成績評価方法 | 演習によるプログラミング技術の修得を目的とするため,出席を単位取得の必要条件とする.やむを得ず欠席する場合は,必ず届け出ること. 成績は,演習中の提出課題により評価する. 不合格の場合には再履修すること. |
履修条件等 | 講義「プログラミング」を履修していることが望ましい. |
教官からのメッセージ | 本演習では,毎回演習開始時に配布する資料に従って,演習課題を実践することによって進めます.実践した課題は,毎回の演習終了時に提出します. 本演習は,引き続き行われる演習科目の基礎にあたり,UNIXツールやCの文法が道具として使えるようになることを目指します.分からない点を見つけたら積極的に質問し,本演習中で解決するようにしてください. |
その他 | |