対象年度 | 2004 |
教育課程名 | 夜間コース 主専門教育課程 学科別科目 |
授業科目名 | 電子回路I |
Subject Name | Electronic Circuits I |
単位数 | 2 |
必修・選択の別 | 必修 |
対象学科・学年 | 情報工学科2年 |
開講時期 | 後期 |
授業方法 | 講義と演習 |
担当教官 | 橋本幸男 |
教官室番号 | A328 |
連絡先(Tel) | 0143-46-5529 090-9526-9188 |
連絡先(E-Mail) | hashi@eee.elec.muroran-it.ac.jp |
授業のねらい | 無線通信、コンピュータ、パワーエレクトロニクス、デジタル家電などの例を引くまでも無く、電子回路の技術は現代の社会を支える基礎技術の一つになっている。現実に使用される回路は一見複雑であるが、それらも単純な機能を実現する回路の組み合わせで出来ているに過ぎない。本講義ではこれらの機能を実現する基本回路を取り上げて動作を理解し、複雑な機能をもった回路を設計するための準備とする。 |
授業の目標 | 1.ダイオード、トランジスタ、FETの基本動作と基本パラメータの意味を理解する。 2.トランジスタおよびFETの直流バイアス回路の意味を理解し、基本回路のバイアス設計ができるようにする。 3.トランジスタおよびFETを使った小信号交流増幅回路の交流等価回路を描けるようにし、入力インピーダンス、出力インピーダンス、利得をそれぞれ計算できるようにする。 |
授業計画 | 理解の程度を見ながら講義を進めますが、一応以下のような時間配分を目標にします。 1.電子回路で使う回路の基礎知識の復習(2週分) 2.トランジスタの基本動作 3.トランジスタのハイブリッド等価回路 4.トランジスタのバイアス回路 5.トランジスタの小信号交流増幅回路(2週分) 6.FETの種類とそれらの基本動作 7.FETの等価回路 8.FETのバイアス回路 9.FETを用いた小信号交流増幅回路(2週分) 10.小信号高周波増幅回路と周波数特性(3週分) |
教科書及び教材 | 教科書: 藤井信生著,アナログ電子回路−集積回路化時代の−,昭晃堂 |
参考書 | CQ出版社の回路の解説本がおすすめです。生協の書籍などで自分に合ったものを見つけて下さい。 |
成績評価方法 | 理解を確認するための演習を4回行います。成績はこの演習の総合成績を60パーセント、期末試験の成績を40パーセントの割合で評価し、百点満点のうち60点以上を合格とします。 |
履修条件等 | 特にありません。 |
教官からのメッセージ | |
その他 | この授業は電気電子工学科夜間主2年次の学生と合同で行います。 |