科目概要

対象年度 2004
教育課程名 夜間コース 主専門教育課程 学科別科目
授業科目名 ソフトウェア工学
Subject Name (Software Engineering)
単位数 2
必修・選択の別 選択
対象学科・学年 情報工学科2年
開講時期 後期
授業方法 講義(演習を含む)
担当教官 久保 洋(KUBO, Hiroshi)(情報工学科・情報処理工学講座)
教官室番号 V614
連絡先(Tel) 0143-46-5411
連絡先(E-Mail) kubo@moop.csse.muroran-it.ac.jp


シラバス

授業のねらい  ソフトウェア工学は大規模ソフトウェアシステムの開発効率と製品品質の向上を目的としている。本授業では、抽象度と信頼性が高いJava言語について演習を含めて学習し、さらに従来のソフトウェア開発法、最新の幾つかのソフトウェア設計など、ソフトウェア工学についても講義する。
授業の目標 1.Java言語を実際に使えるように理解する。 
2.ソフトウェア工学に関しての従来の基本的な考え方を理解する。
3.最新のソフトウェア開発技術の動向について理解する。 
授業計画 第1週 Javaの開発環境[+はじめに] 
第2週 操作方法[+演習環境の設定] 
第3週 予備知識(1章) 
第4週 図形の表示(2章) 
第5週 変数を使う(3章)
第6週 文字の入出力(4章)
第7週 マウスを使う(5章) 
第8週 アニメーション(6章)
第9週 文法の要約(まとめ) 
第10週 ソフトウェア工学とソフトウェアの動向(補足1) 
第11週 ソフトウェア工学とソフトウェアの開発技法(補足2)
第12週 ソフトウェア工学とオブジェクト指向技術(補足3)
第13週 「クリーンルーム手法」概説(補足4)  
第14週 「スクラム」概説(補足5)  
第15週 全体のまとめ  
教科書及び教材 戸川隼人著「ザ・Java 2」サイエンス社 定価(1,800円+税)
授業でのパワーポイントの資料などを配付します。
参考書 中所武司著「ソフトウェア工学」朝倉書店(購入の必要はありません。)
さらに授業中に幾つかの参考書を紹介します。 
成績評価方法 授業への出席を満たしたものに対して試験成績(80%)と演習のレポート(20%)で評価します。
履修条件等 情報工学科のコンピュータの利用が必要です。
教官からのメッセージ ソフトウェア構築技術は大きく変わろうとしています。知識よりも、背景にあるものの考え方を理解してください。
その他 後半の補足の部分は、内容が変更される場合があります。