対象年度 | 2004 |
教育課程名 | 昼間コース 主専門教育課程 学科別科目 |
授業科目名 | 情報工学実験A |
Subject Name | Information Engineering Laboratory A |
単位数 | 3 |
必修・選択の別 | 必修 |
対象学科・学年 | 情報工学科3年 |
開講時期 | 前期 |
授業方法 | 実験 |
担当教官 | 金木則明,施建明,塩谷浩之 |
教官室番号 | 金木(V513),施(V514),塩谷(V605) |
連絡先(Tel) | 金木(内線5426),施(内線5423),塩谷(内線5436) |
連絡先(E-Mail) | 金木(kaneki@csse.muroran-it.ac.jp), 施(shi@csse.muroran-it.ac.jp), 塩谷(shioya@csse.muroran-it.ac.jp) |
授業のねらい | 情報工学実験Aでは,(1)データ構造とアルゴリズムの講義科目を基礎にした実験,(2)情報計測工学,情報電子工学概論の講義科目を基礎にした実験,(3)数値処理の講義科目を基礎にした実験の3つを行う。これらの講義で習得した知識を実験で適用することにより,その理解を深めるとともに応用能力を向上させる。なお,受講者は3つのグループに分れてそれぞれの実験を行う。 |
授業の目標 | <アルゴリズムの実験> ・講義で学んだアルゴリズムの知識を生かし,実際に計算機上でプログラムを設計することができる. ・目的の情報処理に対し,適応的にプログラム設計を行うことができる. <計測の基礎実験> ・講義で学んだ計測回路を理解し、インターフェースの動作原理を修得することができる。 ・インターフェースを理解し、その動作プログラムを設計することができる。 <数値処理の実験> ・講義で学んだ数値計算のアルゴリズムを理解し,その数値計算のプログラミングできる。 ・ 講義で学んだ数値計算の計算理論を理解し,その数値計算のアルゴリズムの性能を評価できる。 |
授業計画 | A1からA3の実験をそれぞれ5回で行う。 (A1) データ構造とアルゴリズムの実験 この実験では,アルゴリズムに関連する問題の解法について実際にプログラミングすることによりアルゴリズムの効率を検証する。 1) データ構造とアルゴリズムの復習 2) 探索問題 3) ソート 4) 探索・ソートの計算量 5) 作成プログラム効率化,小テスト (A2) 計測の基礎実験 自然界からの情報をコンピュータで計測する場合,アナログとディジタル信号変換 操作が重要な働きをする。本実験では, 1)オペアンプの基本動作 2)2重積分型A/Dコンバータ, 3)ラダー抵抗型D/Aコンバータ、 4)D/A変換用ボードの基礎プログラム、 5)D/A変換用ボードの応用プログラムなどの基本原理・処理を理解・習得する。 (A3) 数値処理の実験 数値処理に関する問題について実際にプログラミングすることにより学ぶ。 1)積み残し,分散の推定 2)桁落ち 3)連立1次方程式とガウスの消去法 4)台形公式による数値積分 5)ニュートン法による方程式の解法 6)オイラー法による微分方程式の解法 |
教科書及び教材 | 実験時に、プリントを配布する。 |
参考書 | 浅野哲夫「データ構造」近代科学社 千葉則茂「Cアルゴリズム全科」近代科学社 近藤嘉雪「Cプログラムのためのアルゴリズムとデータ構造」ソフトバンク社 川上一朗「理工系の数学入門コース8 数値計算」岩波書店 |
成績評価方法 | 各実験でのレポート評価(アルゴリズムについて小テストも含む) |
履修条件等 | |
教官からのメッセージ | |
その他 | |