対象年度 | 2004 |
教育課程名 | 昼間コース 主専門教育課程 学科別科目 |
授業科目名 | 情報電子工学概論 |
Subject Name | Introduction to Information and Electronics Engineering |
単位数 | 2 |
必修・選択の別 | 選択 |
対象学科・学年 | 情報工学科1年 |
開講時期 | 前期 |
授業方法 | 講義を中心とするが,適宜演習と小テストを行う。 |
担当教官 | 杉岡一郎(SUGIOKA,Ichiro)(情報工学科・情報処理工学講座) |
教官室番号 | V−603 |
連絡先(Tel) | 0143-46-5412 |
連絡先(E-Mail) | sugioka@csse.muroran-it.ac.jp |
授業のねらい | 情報工学は多くの工学分野と密接な関連があるが,特に電子工学とは不可分の関係にある。特に最近,社会は情報技術者に対して,ソフトウェアと電子工学との境界技術の習得を要請している。したがって,この授業では,情報工学的視点から電子工学の基礎知識の理解を目的とする。 |
授業の目標 | 1.アナログ信号とディジタル信号の区別を理解する。 2.直流回路と交流回路の特性と働きを理解する。 3.半導体素子の基礎を理解する。 4.アナログ信号処理回路を理解する。 5.論理回路とディジタル信号素子の働きを理解する。 6.ディジタル信号処理回路の基礎を理解する。 7.情報計測技術のための電子工学の諸技術を理解する。 8.情報コミュニケーションの基礎技術と電子工学との関連を理解す る。 |
授業計画 | 1週目 オリエンテーション 2週目 アナログ信号 3週目 ディジタル信号 4週目 直流回路(1) 5週目 直流回路(2) 5週目 交流回路(1) 6週目 交流回路(2) 7週目 半導体素子の基礎 8週目 ダイオード及びトランジスタの動作原理 9週目 ダイオードによる論理回路 10週目 トランジスタによる論理回路 11週目 アナログ信号処理回路(演算増幅器) 12週目 ディジタル信号処理回路 13週目 情報計測のための電子回路 14週目 計測した情報のコンピュータへの受け渡し回路 15週目 情報コミュニケーションの基礎技術と電子工学 |
教科書及び教材 | 柳沢 健 著:「電子情報工学概論」,共立出版 他に適宜,補助テキストまたはプリントを配布する。 |
参考書 | 藤本 三治,他 著:「電気・電子工学概論」,共立出版 山崎 亨 著:「情報工学のための電子回路」,森北出版 |
成績評価方法 | 学期末に筆記試験を行い,60点以上を合格とする。 |
履修条件等 | |
教官からのメッセージ | この授業は,情報工学科のカリキュラムでは唯一,電子工学を学ぶための科目である。優れた情報技術者となるために,しっかり勉強して欲しい。 |
その他 | |