科目概要

対象年度 2004
教育課程名 昼間コース 主専門教育課程 学科別科目
授業科目名 現代社会と情報工学
Subject Name Information Technology and Today's World
単位数 2
必修・選択の別 選択
対象学科・学年 情報工学科1年
開講時期 前期
授業方法 講義
担当教官 情報工学科各教官(代表:鈴木幸司)
教官室番号 V611
連絡先(Tel) 0143-46-5435
連絡先(E-Mail) yuki@csse.muroran-it.ac.jp


シラバス

授業のねらい この授業は、原則として情報工学科の学生のみを対象としている。授業の前半ではコンピュータ概論を通じて、現代社会において情報工学が置かれている立場、情報産業の進展、情報産業の現状を取り上げ、今後情報工学が社会に対し果たすべき役割を理解するとともに、基本的な専門用語の修得を目指す。授業の後半では情報工学リテラシーとして、情報工学科におけるコンピュータシステムやパーソナルコンピュータの仕組み等について理解し、高度情報通信社会における個人と産業、プライバシー、情報発信及び受信者としてのモラルについても学習する。さらに、情報工学技術者としての倫理を理解する。また、演習、実験の際のレポートの書き方についても指導を行う。
授業の目標 1.現代社会における情報工学、情報産業の役割を理解し、論述することができる。 
 2.情報倫理、情報工学技術者倫理を理解し、論述することができる。 
 3.コンピュータおよびネットワークに関わる基礎的な専門用語を理解し、使えるようになる。 
 4.情報工学科のコンピュータシステムを把握し、それらを利用できるようになる。 
 5.演習、実験で課されるレポートを作成できるようになる。 
授業計画  1回目:大学での学習
 2回目:現代社会における情報工学の位置づけ
 3回目:産業における情報工学の位置づけ
 4回目:ネットワーク社会とネットワーク利用の問題
 5回目:情報技術者倫理
 6回目:コンピュータの構成と基本概念
 7回目:コンピュータのハードウェア構成
 8回目:数値・文字の表現
 9回目:演算の実現方法
10回目:OSの働き
11回目:アルゴリズムとその表現
12回目:技術文書の条件
13回目:技術文書の書き方
14〜15回目:課題とレポートの作成。
教科書及び教材 テキスト:「コンピュータ概論」(石原秀雄他、共立出版) 
テキスト:「レポートの組み立て方」(木下是雄、ちくま学芸文庫) 
参考書 「インターネット時代のフリーUNIX入門LinuxFreeBSDを用いた情報リテラシー」(九州工業大学情報科学センター/編 朝倉書店)
成績評価方法 レポートによる。
履修条件等 この授業は、原則として情報工学科昼間コース1年次を対象にする。また、授業前にテキストを読み、予習していることを前提にして授業を進める。
教官からのメッセージ
その他