対象年度 | 2004 |
教育課程名 | 昼間コース 主専門教育課程 学科別科目 |
授業科目名 | 航空燃焼工学 |
Subject Name | Aeronautical Combustion Engineering |
単位数 | 2 |
必修・選択の別 | 選択 |
対象学科・学年 | 機械システム工学科4年 |
開講時期 | 前期 |
授業方法 | 講義形式 |
担当教官 | 新井隆景 |
教官室番号 | B203 |
連絡先(Tel) | 0143−46−5367 |
連絡先(E-Mail) | arai@mmm.muroran-it.ac.jp |
授業のねらい | 航空機やロケットの推進装置内の燃焼現象について、その基礎事項を講述する。航空機に関しては、ガスタービン燃焼について、ロケットについては、固体推進剤と液体推進剤の燃焼について述べる。 |
授業の目標 | 1.ジェットエンジンの基本的な熱サイクルを理解し、その性能計算ができること。 2.燃焼器の形態を理解すること。 3.汚染物質の生成と制御を理解すること 4.ロケットエンジンの基本的な熱サイクルを理解し、その性能計算ができること。 |
授業計画 | 1.ジェットエンジンの熱流体力学的特性 1.1 ブレイトンサイクルの特性(第1週、第2週) 1.2 性能計算(第3週) 2.ジェットエンジンにおける燃焼器および再燃器 2.1 予混合ガス中の燃焼 (第4週) 2.2 拡散火炎 (第5週) 2.3 主燃焼器 (第5週) 2.4 再燃器 (第6週) 中間まとめ、演習(第7週) 2.5 汚染物質の生成と制御 (第8週、第9週) 3.ロケットにおける固体推進剤と液体推進剤の燃焼 3.1 固体推進剤の燃焼 (第10週) 3.2 液体推進剤および固液混成系推進剤の燃焼 (第11週) 3.3 ロケットエンジンの熱流体力学的特性(第12週) 4.将来の宇宙輸送機用エンジン(第13週) 5.まとめ、演習(第14週) 6.試験 |
教科書及び教材 | 講義ノート、資料は必要に応じて配布する。 |
参考書 | J.L.ケルブロック著/梶昭次郎訳 ジェットエンジン概論 東京大学出版 R.A.ストリーロ著/水谷幸夫訳 基礎燃焼学 森北出版 |
成績評価方法 | 定期試験(80%)、レポート(20%)で評価する。60点以上を合格とする。出席が4/5に満たないものは再履修とする。 (レポートを課さない場合には期末試験の成績で評価する) |
履修条件等 | 流体力学、熱力学、推進工学等を理解していること。 |
教官からのメッセージ | エンジンの燃焼を通して、エンジン設計方針を理解してほしい。また、燃焼生成物の制御を学ぶことで、環境適合性にも注意して、将来の糧としてほしい。 |
その他 | |