対象年度 | 2004 |
教育課程名 | 昼間コース 主専門教育課程 学科別科目 |
授業科目名 | 機械システム工学実験II |
Subject Name | Mechanical System Engineering Laboratory II |
単位数 | (2) |
必修・選択の別 | 必修 |
対象学科・学年 | 機械システム工学科3年 |
開講時期 | 後期 |
授業方法 | 指導書に従って与えられた実験テーマについて実験する。 |
担当教官 | 機械システム工学科全教官 |
教官室番号 | 第1週に説明会を開催し,詳細を連絡する.集合場所等は、学期初めに掲示で知らせる。 |
連絡先(Tel) | 機械システム工学実験Iと同じ |
連絡先(E-Mail) | 機械システム工学実験Iと同じ |
授業のねらい | 機械システム工学科の各研究分野のうち所属する専門教育コース毎に関連する題材について,それぞれの目的に沿って計画された実験を実行し,結果を検討して,題材に設定された問題に対する考察,結論を得る過程を学ぶ。さらに,これらの結果を実験レポートとしてまとめる過程を通して,報告書作成能力を養うとともに,発表・質疑応答を行い,問題対応能力と討論能力を養う。 |
授業の目標 | それぞれ専門教育コースごとに用意・提示された各実験テーマに関する内容を理解し,その基礎知識が得られる.個々の実験を通じて各コースの専門性に関連した実験の手法(測定試料の準備・設定方法,測定器・実験装置の操作方法)を習得できる.実験遂行上生じるトラブルへの対応がとれるようになる.測定データを処理・解析し,必要なグラフや表等に整理でき,かつ定量的な考察ができるようになる.標準的な実験レポートの体裁・形式にまとめることができる. |
授業計画 | 講義の第1回目に説明会を実施する。資料配付と実施法の説明を行うので、全員出席のこと。下記のとおり,専門教育コース毎に設定されたテーマを規定の期間毎(2〜4週)に交代で実施する。 応用機械科学コース: 1.ディ−ゼル機関の性能試験 2.充填粒子層の流体透過特性と流動化 3.遠心送風機の性能試験 4.ひずみゲージを用いた金属材料の材料定数測定 5.塑性加工実験(深絞り加工の近似的解析) 6.変位強制振動の理解と防振基礎 機械情報コース: 1.倒立振子の制御 2.画像処理と計測 3.機械振動の数値シミュレーションと実験 航空宇宙工学コース: 1.超音速噴流の可視化実験と超音速ノズルの設計法 2.模型飛行機の飛行力学実験とシミュレーション 3.小型ターボジェットエンジンの性能試験 |
教科書及び教材 | 各研究室で用意する |
参考書 | 「レポートの組み立て方」 木下是雄 著 ちくま学芸文庫 「理科系の作文技術」 木下是雄 著 中公新書 |
成績評価方法 | 出席が必須条件。実験レポートは実験後1週間以内に提出すること。全実験テーマのうち1つでも欠席またはレポート未提出があれば不合格となり、翌年再履修により再度全実験テーマが課せられるので注意が必要。提出したリポートに不備があれば、再提出の指示があるので従うこと。以下の条件を満たした者が合格者となる。 1.全実験テーマに出席すること 2.全ての実験テーマのリポートを期限内に提出し、いずれも60点以上の評価を得ること。標準的なレポートの体裁・形式が整っており,内容に不備・誤りがなければ60点以上,記述・考察内容が最近数年の標準レベルに達していれば70点以上,データ解析や考察等に独自の工夫や努力があり標準以上のレベルと判断できれば80点以上.ただし,これらの判断は各担当教員に委ねられる. |
履修条件等 | 機械システム工学実験Iを履修していること。 |
教官からのメッセージ | |
その他 | 講義第1回目に全体および専門教育コース毎の説明会を行う。資料配付,実施方法等説明を行うので,出席のこと。過年度生は,3コースのどこかに配属され,そこのコース内テーマを受けることになる.過年度生も必ず説明会に出席のこと.従来と実施方法が異なるので注意が必要. |