科目概要

対象年度 2004
教育課程名 昼間コース 主専門教育課程 学科別科目
授業科目名 応用機械科学演習
Subject Name Excercises in Applied Mechanical Science
単位数 (1)
必修・選択の別 必修
対象学科・学年 機械システム工学科3年
開講時期 後期
授業方法 講義・演習
担当教官 熱流体工学講座,生産基礎工学講座教員
教官室番号 B-219 (熱流体工学講座連絡係:  河合)
A-201 (生産基礎工学講座連絡係:藤木)
連絡先(Tel) 0143-46-5304 (熱流体工学講座連絡係:  河合)
0143-46-5323 (生産基礎工学講座連絡係:藤木)
連絡先(E-Mail) 河合(hdkawai0@mmm.muroran-it.ac.jp)
藤木 (fujiki@mmm.muroran-it.ac.jp)


シラバス

授業のねらい 機械工学の基礎は力学であり,その挙動は物理の微分方程式に支配されている.しかし,これら微分方程式は難解な数学を駆使しても解析的に解けることは殆どない.最近はコンピュータの著しい進歩に伴い,微分方程式を数値的に近似させて解く手法が大きく発展している.ここでは基本的な数値解析手法例を習得し,簡単な力学の応用問題を解析してみる.
授業の目標 (1) BASIC言語プログラムが理解できる.
(2) BASIC言語を用いて簡単なプログラミングができる.
(3) ニュートン法を用いて簡単な高次方程式の解を求めることができる.
(4) ルンゲクッタ法を用いて簡単な微分方程式を近似的に解くプログラ
  ムが作成できる.
(5) 連立一次方程式の解が近似的に求められる.
(6) 材料力学における有限要素法の基本が理解できる.
(7) 材料力学の梁のたわみ解析がプログラミングできる.
授業計画 スケジュール
第1,2週  【数値解析法】BASIC言語1           (上出,戸倉)

第3,4週  【数値解析法】BASIC言語2           (高橋,河合)

第5,6週  【数値解析法】ニュートン法          (媚山,榎)

第7,8週  【数値解析法】ルンゲクッタ法        (田頭,松本)

第9,10週  【数値解析法】連立一次方程式の解法  (齊當,長船)

第11〜14週  【材料力学】 有限要素法による梁のたわみ解析
                                                   (臺丸谷,藤木)
                                                   (岸浪,  鈴木)
第15週      まとめ
教科書及び教材 各担当教員からプリント等配布予定
参考書 (1) 加藤 潔:「Excel環境におけるVisual Basicプログラミング 
   (Excel2002対応版)」,2001年,共立出版
(2) 増山 豊:「Excelで解く機械系の運動力学」,2003年,共立出版
(3) 戸川隼人:「マイコンによる有限要素解析」,1982年, 倍風館

(3)は図書館に蔵書あり
成績評価方法 出席率3/4以上の履修者に対して,レポートの採点で評価する.
履修条件等
教官からのメッセージ
その他