科目概要

対象年度 2004
教育課程名 昼間コース 主専門教育課程 学科別科目
授業科目名 計測工学
Subject Name Instrumentation
単位数 2
必修・選択の別 必修
対象学科・学年 機械システム工学科3年
開講時期 前期
授業方法 教科書を主に利用した講義中心
担当教官 相津佳永
教官室番号 Y-401
連絡先(Tel) 5348
連絡先(E-Mail) aizu@mmm.muroran-it.ac.jp


シラバス

授業のねらい 計測の基本概念を理解し,産業において計測の果たしている役割の位置付けを理解する.
授業の目標 計量の基本的事項を理解し,機械産業で利用度の高い具体的計測手法を学習する.計測の基本と,計測機器の原理を理解することで,誤った計量管理を行わない機械技術者としての基礎を築くよう努める.具体的には,1)計測量の取り扱いに必要な確立・統計の基礎が習得でき,使えるようになる,2)測定量とその誤差を定量的に解析評価できるようになる,3)信号処理の為の各種方法(フーリエ変換と自己相関関数,フィルタリング,コンボルーション,アナログーデジタル変換など)が理解できる,4)電気量,温度,熱,応力,ひずみ,位置,速度,加速度等の物理量の計測原理と方法がわかるようになることである.
授業計画 1.物理量の単位と標準
2.測定の不確かさとその統計・評価
3.測定値の相関と回帰
4.時系列データの処理
5.出力信号の応答とフィルタリング
6.デジタル量
7.抵抗の測定と電気・電子回路
8.温度および熱量の測定
9.放射線計測
10.材料計測
11.応力とひずみの計測
12.流速の測定
13.位置・速度・加速度の計測
教科書及び教材 計測工学 鈴木亮輔 他著 (昭晃堂)
参考書 計測の科学と工学 苅谷公明,前田親良 共著 (産業図書)
成績評価方法 定期試験100%で判定する.ただし,レポートを課したり,状況により小テスト,中間試験を実施した場合は,これらを20%,定期試験を80%の割合で評価する.いづれも合計60点以上を合格とする.
履修条件等
教官からのメッセージ
その他