対象年度 | 2004 |
教育課程名 | 昼間コース 主専門教育課程 学科別科目 |
授業科目名 | 機械力学 |
Subject Name | Dynamics of Machinery |
単位数 | 2 |
必修・選択の別 | 必修 |
対象学科・学年 | 機械システム工学科2年 |
開講時期 | 後期 |
授業方法 | 講義形式 |
担当教官 | 新井隆景、溝端一秀、松本大樹 |
教官室番号 | B203、B221、B304 |
連絡先(Tel) | 46−5367(新井)、46−5368(溝端)、46−5334(松本) |
連絡先(E-Mail) | arai@mmm.muroran-it.ac.jp, mizobata@parakeet.mech.muroran-it.ac.jp,h_matsu@mmm.muroran-it.ac.jp |
授業のねらい | 機械が動くと,必ず動力学の問題が生じる。機械力学(Dynamics of Machinery)は機械の運動をその原因である力に基づいて明らかにしようとする学問である。本講義では,機械の動力学問題の解明に必要なニュートンの運動法則などの力学的諸法則・諸原理や解析力学の基礎事項を理解するとともに、それらの応用方法を修得することを目的とする。 |
授業の目標 | 1.力学の基礎が理解できること。 2.仕事とエネルギーの関係が理解できること。 3.解析力学の基礎を修得し、応用できること。 4.1自由度系の振動問題を解けること。 5.回転機械の危険速度を見つけられること。 6.2自由度系の固有振動数を解析できるこ。 |
授業計画 | 1. 力学基礎(4週) 1.1 ベクトル 1.2 力および力のモーメント 1.3 偶力 1.4 質点および質点系の力学 1.5 剛体の力学 2. 仕事とエネルギー(1週) 2.1 仕事 2.2 運動エネルギー 2.3 ポテンシャルエネルギ− 3. 解析力学の基礎(2週) 3.1 自由度 3.2 仮想仕事の原理 3.3 一般化座標ダランベールの原理 3.4 ラグランジェの運動方程式 4. 1自由度系の振動(4週) 4.1 モデリング 4.2 自由振動 4.3 強制振動 5. 回転機械の力学(1週) 5.1 つり合いの条件 5.2 剛性ローターのつり合わせ 5.3 弾性ローターの危険速度 5.4 回転軸の2次的な危険速度 6. 2自由度系の固有振動数と固有モード(1週) |
教科書及び教材 | 工業力学,理工学社,入江敏博,山田元著 \2800+tax |
参考書 | 未定 |
成績評価方法 | 中間試験(20%)と期末試験(80%)の成績によって評価する。60点以上を合格とする。出席率が実施授業回数の2/3に満たない学生は再履修となる。(ただし,中間試験を行わない場合は,期末試験の成績のみで評価する。) |
履修条件等 | 主専門共通科目の数学,物理を十分理解しておくこと |
教官からのメッセージ | |
その他 | |