科目概要

対象年度 2004
教育課程名 昼間コース 主専門教育課程 学科別科目
授業科目名 建築鋼構造学
Subject Name Design of Steel Structures
単位数 2(1)
必修・選択の別 必修
対象学科・学年 建設システム工学科 建築コース3年
開講時期 通年
授業方法 講義及び演習
担当教官 溝口光男(MIZOGUCHI, Mitsuo) (建設システム工学科・構造工学講座)
教官室番号 D228
連絡先(Tel) 0143-46-5205
連絡先(E-Mail) mitsuo@mmm.muroran-it.ac.jp


シラバス

授業のねらい 構造用鋼から圧延された鋼板及び各種の形鋼を高力ボルトや溶接などの接合手段によって組み上げた構造または建築物を鉄骨構造という。本授業では,鉄骨構造建築物の柱,梁,継手,柱梁接合部,柱脚などの断面設計法について例題を通して修得する。
授業の目標 1.鉄骨構造に関する基本的な用語を理解し,使用することができる。

2.高力ボルト接合及び溶接接合を理解し,各種の応力の加わる場合について高力ボルトまたは溶接を用いた設計を行うことができる。

3.引張材,圧縮材,曲げ材の特徴を理解し,各材について許容応力度設計法に基づいた設計を行うことができる。

4.各種接合部の特徴を理解し,適切な設計を行うことができる。
授業計画 前期

 1週目 鉄骨構造の概要

 2週目 鋼材の種類

 3週目 鋼材の力学的性質

 4週目 構造設計の概要と許容応力度

 5週目 高力ボルト接合(摩擦接合)

 6週目 高力ボルト接合(引張接合)

 7週目 普通ボルト接合

 8週目 溶接接合の長所と短所及び溶接の種類

 9週目 溶接継目の設計

10週目 引張材の設計

11週目 圧縮材の設計(弾性座屈)

12週目 圧縮材の設計(有効座屈長さ,非弾性座屈)

13週目 圧縮材の設計(設計式)

14週目 圧縮材の設計(局部座屈,幅厚比)

15週目 前期総復習



後期

 1週目 曲げ材の設計(曲げ材の応力)

 2週目 曲げ材の設計(せん断中心)

 3週目 曲げ材の設計(ねじり)

 4週目 曲げ材の設計(横座屈,許容応力度)

 5週目 形鋼梁の設計

 6週目 組立て梁(充腹形)の設計

 7週目 組立て梁(非充腹形)の設計

 8週目 曲げ材の全塑性モーメント

 9週目 軸力と曲げを受ける材の設計

10週目 軸力と曲げを受ける材の設計

11週目 軸力と曲げを受ける材の全塑性モーメント

12週目 接合部の設計(継手)

13週目 接合部の設計(柱・梁接合部)

14週目 接合部の設計(柱脚)

15週目 後期総復習
教科書及び教材 高梨晃一・福島暁男共著「基礎からの鉄骨構造」森北出版 定価(3,570円税込)

授業に使用する必要な資料は適宜プリントとして配付する。
参考書 金多 潔監修,甲津功夫・吹田啓一郎著「これからの鉄骨構造」学芸出版社 定価(3,150円税込)(図書館に1冊所蔵あり)
成績評価方法 前期と後期の出席状況がともに70%以上で,かつ,前期と後期の定期試験がともに60点以上の者を合格とする。成績は,前期と後期それぞれについて定期試験60%,レポート40%の割合で評価し,前期と後期の平均点とする。前期と後期の定期試験でそれぞれ60点未満の者には,レポートを課した後に一度だけ再試験を実施し,60点以上を合格とする。再試験で不合格及び出席不良の者は再履修とする。
履修条件等 材料の力学,構造力学I,構造力学IIの内容を理解していることが望ましい。
教官からのメッセージ レポートを多数回課す予定です。図書館等を利用して自分で調べる習慣を付け,文字や書き方を工夫して見やすいレポートとなるように心がけて下さい。なお,遅刻は認めません。欠席扱いとします。部活等による欠席は,当人からの申し出があれば考慮します。
その他