対象年度 | 2004 |
教育課程名 | 昼間コース 主専門教育課程 学科別科目 |
授業科目名 | 建築計画 |
Subject Name | Architectural planning |
単位数 | 2 |
必修・選択の別 | 選択 |
対象学科・学年 | 建設システム工学科 建築コース2年 |
開講時期 | 後期 |
授業方法 | 講義 |
担当教官 | 真境名達哉 |
教官室番号 | Y604 |
連絡先(Tel) | 0143-46-5257(教官室) |
連絡先(E-Mail) | majikina@mmm.muroran-it.ac.jp |
授業のねらい | 計画とは目的の設定と、その達成のための方法・手段を練ることである。本講義は建築をつくるにあたっての建築計画の役割を学ぶものである。具体的には各種用途の建物を対象に、「動線」や「規模」などの基礎事項を解読することで建築計画の有効性を考える。 |
授業の目標 | 普段我々が見慣れた建築の後ろに隠された理念あるいは利用の主体者は誰かを学び、各種用途の建物の計画ポイントを見つけだす力をつける。また寸法、規模、心理面などの考え方を学ぶことで、新たな建築や空間を見いだす視点を育成する。 |
授業計画 | 1.ガイダンス:1週目 2.生活の把握:2週目 ・調査の方法を学ぶ 3.建築・空間の理念<対象/学校>:3-4週目 ・建築に隠された理念や社会性を捉える 4.機能<対象/病院>:5-6週目 ・ユニバーサルデザインなども含め機能とは何かを考える 5.空間のつながり<対象/住宅・集合住宅>:7-8週目 ・動線、領域、空間構成の考え方を学ぶ 6.寸法・規模<対象/事務所>:9週目 ・長さや面積など単位が持つ有効性を考える 7.心理<対象/外部空間>:10週目 ・建築の見え方、使われ方を心理面より読み解く 8.総合分析1<対象/図書館>:11週目 ・以上の視点や方法を総合的に用いてビルディングタイプ毎に捉える 9.総合分析2<対象/寒冷地の住宅>:12-14週目 ・同じく以上の視点を用いて、建築の地方性を考える 10.テスト:15週目 |
教科書及び教材 | 鈴木成文、他著「建築計画」、実教出版株式会社 各時間、必要に応じて印刷物を配布する。 |
参考書 | 各時間、必要に応じて紹介する。 |
成績評価方法 | 授業後の小テストや定期試験などを総合的に判断し評価する。再試は行わないので不合格の場合は再履修すること。 |
履修条件等 | 履修条件ではないが、建築計画の受講以前に行われた計画系(建築コース)の授業は可能な限り履修していることが望ましい。 |
教官からのメッセージ | 例えば昨今のトレンドとなっている問題(ニーズ)を受動的に解くのではなく、新たな着眼点(シーズ)を能動的に見いだせるような授業としたい。 |
その他 | |