科目概要

対象年度 2004
教育課程名 昼間コース 主専門教育課程 学科別科目
授業科目名 建築設計I
Subject Name Architectural Design 
単位数 (2)
必修・選択の別 必修
対象学科・学年 建設システム工学科 建築コース1年
開講時期 後期
授業方法 演習
担当教官 山田 深(YAMADA,Shin)(建設システム工学科・生活空間工学講座)
真境名達哉(MAJIKINA,Tatsuya)(建設システム工学科・生活空間工学講座)
教官室番号 山田 深(Y-603) 真境名達哉(Y-605)
連絡先(Tel) 山田 深(0143-46-5260) 真境名達哉(0143-46-5257)
連絡先(E-Mail) 山田 深(shinyam@mmm.muroran-it.ac.jp) 真境名達哉(majikina@mmm.muroran-it.ac.jp)


シラバス

授業のねらい 建築設計の基本である製図表現技法を修得する。
授業の目標 1.製図用具の使い方を理解する。
2.線の種別を理解する。
3.図面の種別を理解する。
4.図面のコピーとトレースを通じて、建築の基本的な成り立ち方を理解する。
5.各種図面の基本的表現方法とそのルールを理解する。
授業計画  1.線の練習
 2.木造住宅設計図(平面図)のコピー
 3.木造住宅設計図(立面図、断面図)のコピー
 4.自室の実測と作図
 5.配置図のトレース、および植裁等の表現演習
 6.矩計図のトレース
 7.RC造建築設計図のコピー
 8.透視図(パース)の作図
 9.住宅作品のレポート
10. 小住宅の設計
教科書及び教材 『建築デザインの製図法から簡単な設計まで』武者英二+永瀬克己著 彰国社 定価2369円(税込)
その他、授業に使用する必要な資料は適宜プリントとして配布する。
参考書 多くの良い図面を見て、それをまず真似てみることが、一番の勉強となる。図書館には多数の建築家の作品集や建築専門雑誌があるので、参考にすると良い。また図書館には、上記の教科書の他にも、製図法に関する何冊かの本がある。その中で例えば、以下の本は、建築家の思想や考え方とその図面の表現にまで踏み込んでおり、初心者向けではあるが、簡単かつビジュアルな読み物としても楽しめる。
・『図-建築表現の手法』図研究会著 東海大学出版会
成績評価方法 出席状況と各課題の提出作品によって評価し、60点以上を合格とする。
履修条件等 なし。ただし基本的な製図用具を揃えることが必要である(製図用具の共同購入については、初回の授業で説明する)。
教官からのメッセージ 建築にとっての図面とは、人間にとっての“ことば”のようなものです。つまり建築に関わるということは、図面を通じて他人と相互にコミュニケーションできることが前提となるわけです。具体的に建築設計を行う以前に、図面の様々な“文法”やその用法を学ぶことが必要なのです。
その他