対象年度 | 2004 |
教育課程名 | 昼間コース 主専門教育課程 学科別科目 |
授業科目名 | 土木工学概論 |
Subject Name | Introduction of Civil Engineering |
単位数 | 2 |
必修・選択の別 | 必修 |
対象学科・学年 | 建設システム工学科 建築コース1年 |
開講時期 | 前期 |
授業方法 | 講義 |
担当教官 | 松岡健一(MATSUOKA Kenichi)(建設システム工学科・構造工学講座) 藤間 聡(TOHMA Satoshi)(建設システム工学科・環境防災工学講座) 田村 亨(TAMURA Tohru)(建設システム工学科・環境防災工学講座) |
教官室番号 | D-208,A-228,A-317 |
連絡先(Tel) | 0143-46-5225,0143-46-5273,0143-46-5287 |
連絡先(E-Mail) | matuoka@news3.ce.muroran-it.ac.jp tohma@SL227.ce.muroran-it.ac.jp tamura@mmm.muroran-it.ac.jp |
授業のねらい | これから学ぶ土木工学の内容について、学生がその概要を把握することを目的とする。 |
授業の目標 | 具体的な知識の修得ではなく、土木の学問体系を把握する。 1.土木工学とはどのような学問であるのか、その歴史的発展と土木技術者倫理について知る。 2.社会基盤としての都市や交通施設の機能について知る。 3.環境条件としての地盤と外力、ユニ−クな土木構造物である橋とトンネルなどについて知る。 4.我々の生活に欠くことができない水やエネルギ−の供給処理システム、地震や台風によって生ずる水害から我々を守るために建設される堤防・防波堤などについて知る。 |
授業計画 | 1.土木工学とその歴史 2.技術者倫理I(リスクと安全) 3.都市と交通 4.交通施設の設計(道路・鉄道・空港) 5.グロ−バル化と国際都市 6.土木構造物一般、地質、地盤 7.土工、基礎工、土木材料 8.設計と外力 9.トンネルと橋梁 10. 技術者倫理II(正直性、真実性、信頼性) 11. 技術者倫理III(土木技術者と環境) 12. 川を治める 13. 海と港 14. 生活と水 15. エネルギ−をつくる |
教科書及び教材 | プリントを配布 |
参考書 | 堪木・柴田・中川:「土木へのアプロ−チ第2版」技報堂 小川博三:「日本土木史概説」共立出版 土木学会編:「土木技術者の倫理」土木学会 |
成績評価方法 | 60点以上を合格とする。その成績は、定期テスト60%、レポ−ト30%、小テスト10%の割合で評価する。不合格者には一度だけ再試験を実施し、60点以上を合格とする。再試験に不合格の場合には再履修すること。 |
履修条件等 | |
教官からのメッセージ | 建設システム工学科の1年生は1年目の後期から土木コ−スと建築コ−スに分属されます。この講義と建築工学概論は、土木と建築の違いを知ってもらい分属の参考にしてもらうことも、講義の目的になっています。例えば、室蘭港口に架かる「白鳥大橋」は土木技術による設計・景観計画の作品であることを知っていますか? 地球環境にやさしく、人類の生活環境を豊かにする地球規模の空間づくりが、土木技術者の仕事です。 |
その他 | |