科目概要

対象年度 2004
教育課程名 昼間コース 主専門教育課程 学科別科目
授業科目名 衛生工学
Subject Name Sanitary  Engineering
単位数 2
必修・選択の別 選択
対象学科・学年 建設システム工学科 土木コース3年
開講時期 後期
授業方法 講義・演習
担当教官 穂積 準
教官室番号 A-223
連絡先(Tel) 0143-46-5276
連絡先(E-Mail) hozumi@mmm.muroran-it.ac.jp


シラバス

授業のねらい 本講義は、広範多岐にわたる衛生工学のうち、従来から土木工学において水に関する衛生工学として扱われてきた上水道、下水道工学に関して、その都市環境施設としての現代的意義と今後の課題について触れ、基本計画、水源、取水、水輸送、水処理、汚泥処理の方法及びこれら施設を設計する場合の基本的事項について講述する。
授業の目標 都市施設として欠かすことのできない上水道、下水道の現代的意義と今後の課題を把握し、その基本計画及び構成施設の設計における基本的事項について理解する。
授業計画 授業の計画
第1週 衛生工学・環境工学概説
第2週 上・下水道の現代的意義と今後の課題
第3週 上水道(1)基本計画の骨格
第4週   〃(2)水源と取水
第5週   〃(3)導水と送水
第6週   〃(4)配水と給水
第7週   〃(5)浄水(凝集、沈殿)
第8週   〃(6) 〃 (ろ過、消毒)
第9週 下水道(1)基本計画(計画の骨格)
第10週   〃(2)  〃  (計画水量、水質)
第11週   〃(3)下水の排除
第12週   〃(4)下水処理(1次処理)
第13週   〃(5)  〃  (汚泥活性法)
第14週   〃(6)  〃  (その他の生物処理、高度処理)
第15週   〃(7)汚泥処理
教科書及び教材 徳平 淳 著 「衛生工学」森北出版
参考書 末石富太郎 著 「衛生工学」鹿島出版会
成績評価方法 「水理学I」、「水理II」、「環境管理工学」を履修していること。
履修条件等 出席率80%以上の者を対象として、次の割合で総合評価し、60点以上を合格とする。
 演習レポート:15% 、定期試験:85%
60点未満の者には再試験を課し、再試験が60点未満の者は再履修とする。
教官からのメッセージ 上水道、下水道の重要性を理解し、その基本計画と施設の設計手法を習得しよう。
その他