対象年度 | 2004 |
教育課程名 | 昼間コース 主専門教育課程 学科別科目 |
授業科目名 | 土木構造力学III |
Subject Name | Structural Mechanics III for Civil Engineering |
単位数 | 2 |
必修・選択の別 | 選択 |
対象学科・学年 | 建設システム工学科 土木コース3年 |
開講時期 | 前期 |
授業方法 | この授業は講義単位2単位として設定されているが、内容の理解のためには演習を行うことが必要なことから毎週演習課題を課し解答を求めている。 |
担当教官 | 松岡健一(建設システム工学科・構造工学講座) 小室雅人(建設システム工学科・構造工学講座) |
教官室番号 | 松岡:D208,小室:D205 |
連絡先(Tel) | 松岡:0143-46-5225,小室:0143-46-5228 |
連絡先(E-Mail) | matsuoka@news3.ce.mororan-it.ac.jp komuro@news3.ce.mororan-it.ac.jp |
授業のねらい | この授業では、基本的な不静定構造である不静定トラス、アーチ、ラーメンに関する解法を教授し、課題演習を通して創造的な能力を養う。 |
授業の目標 | この授業の目標は以下のとおりである (1) 応力法による不静定トラスの解法を理解する。 (2) 静定アーチの考え方と不静定アーチの解法を理解する。 (3) たわみ角式の誘導ができる。 (4) たわみ角式を用いたラーメンの解法を理解する。 (5) 簡単なラーメン構造の断面力や節点の変形を求められる。 |
授業計画 | この授業は以下のように行う。 週 授業内容(教科書の頁) 1週目 不静定トラス解法、例題(外的一次不静定)(pp. 33- 40) 2週目 例題(外的二次不静定)(pp. 40- 46) 3週目 内的不静定トラス、不静定トラスの影響線(pp. 46- 53) 4週目 静定アーチ及び2ヒンジアーチの解法(pp. 60- 65) 5週目 2ヒンジアーチの影響線(pp. 65- 71) 6週目 固定アーチの解法(pp. 77- 82) 7週目 固定アーチの影響線( pp. 82- 87) 8週目 ラーメンの不静定次数、たわみ角式の誘導(pp. 91- 96) 9週目 角モーメント及び釣り合い条件と角方程式(pp. 97-104) 10週目 せん断力の釣り合い式 (pp.104-109) 11週目 例題(一径間ラーメン各種)(pp.109-116) 12週目 例題(多径間ラーメン各種)(pp.116-124) 13週目 支点移動の影響(外力以外の影響への対応1)(pp.124-128) 14週目 温度変化による影響(外力以外の影響への対応2)(pp.128-132) 15週目 変形法の概説(pp.54-59) (定期試験) |
教科書及び教材 | 能町純雄著 「構造力学II」 朝倉書店 |
参考書 | 応用力学演習 下巻」 森北出版 |
成績評価方法 | 定期試験70%、課題30%で評価し、60点以上を合格とする。出席が70%以上の者に受験資格を与える.出席が70%に満たない者,定期試験の成績が30%に満たない者および再試験不合格者は再履修とする。 |
履修条件等 | 材料の力学、土木構造力学I、土木構造力学IIの内容を理解していることが望ましい。 |
教官からのメッセージ | 時間割表では課題に取組む時間を設定し、TAを配置するので積極的に活用し、理解を深めてもらいたい。 |
その他 | |