BaseLibraries解説用ページ

このページは、電磁界有限要素法関連で使うC++用基本ライブラリの解説ページです。
ソースコードは下記にアップされています。

https://github.com/JP-MARs/BaseLibraries


ライブラリ内容

本ライブラリは複数のライブラリ群をまとめたもので、現在、以下のライブラリから成ります。

  • 基本乱数・基本処理ライブラリ:BasicFuncs ~メルセンヌ乱数やガウス積分用積分点の生成など、数値解析/最適化などで使いそうな基本処理をまとめたライブラリ

  • 疎行列ライブラリ:SparseMat ~有限要素法で用いる疎行列とソルバのライブラリ。基本的にはEigenライブラリ のラッパーとして機能します。実数と複素数の両方に対応します。

注釈

  • 本ライブラリは全て名前空間 「SRLfem」 内に定義しています。呼び出す際は名前空間を付けるか、using namespaceを使ってください。

  • 複素数の専用名として、SRLfem::dcomplexを定義しています。std::complex<double>として定義しているだけです。

  • 行列のintはslv_intとして定義しています。intの別名として定義しているだけです。もしlong intなどに変えたければusingの項を変更してください。(詳細はSparseMatの説明のページで)